マハトマ・ガンディー生誕150年切手
今日、切手の博物館に行ったらショーケースにエジプトから昨年出たガンディー生誕150年切手があった。最近のエジプト切手はなかなか手に入ることができないので速攻入手した。一応、郵趣サービス社のエジプト切手頒布会に入っているが、最近の入会なのでこの切手が手に入るかわからない。特に人物切手だけにこのブログでも重要である。切手自体は以下に掲示したようにシンプルで好ましい印象だ。
ガンディーの切手では、150年生誕記念でさまざまな国や国連からも出ている。所有しているものは、まず本家?のインドから出たガンディーの人生をたどった六枚の切手だ。一枚だけ「悪は見ざる言わざる聞かざる」を表した切手がある。ガンディーがこの三猿の像を身に着けていたらしい。画像からはわかりにくいが、どの切手も銀で周囲をかたどっている「銀切手」である。清貧のイメージのガンディーとはかなりずれる豪華仕様である。値段もそこそこ高い。
清貧のイメージと違うガンディー切手としては、ギニア木製切手は額にティラカを模した赤いクリスタルガラスはめ込んでいる。ギニアのものは完全に外貨獲得用なので、ますますガンディーの経済思想とは遠いように思える。
ガンディーの経済思想については以下の本がいい。
https://tanakahidetomi.hatenablog.com/entry/20101029/p1
さらにこの本を巡って、ハイエクとの関連について太子堂正弥さんと対談したこともある。今読んでもとても面白い。