切手の思想家たち2025

世界の切手のうち、思想家・科学者・芸術家を中心に人物切手について自由に書きます。題名は故・杉原四郎先生の『切手の思想家』(未来社)をリスペクトしてつけました。

世界のレーニン切手カタログ

なぜかマルクスレーニン切手を蒐集しているのだがw。マルクス切手の方は、Gotthard Feustel 氏の豆本Karl Marx auf den Briefmarken der Welt があるが、レーニン切手の方にはロシアに複数あるものの(現在注文中)、いずれも旧ソ連崩壊よりもかなり前の時代でのカタログである。

 

Лениниана(レーニンマニア)のwikipedia(ロシア語版がベスト)はかなり充実していて、ソ連崩壊後から最新のレーニン切手の事情に詳しい。

 

だが、1924年から1990年までの世界のレーニン切手の状況は、自分でスコットカタログやColnectを利用するなどしかないのが実情。ただし旧ソ連圏のレーニン切手のリストは画像なしではある。それだとやはりカタログとしては使いづらい。

 

その中で上記のЛениниана(レーニンマニア)のwikipediaに記載がある中国からでているレーニン切手カタログの存在を知り、入手したかった。上記wikiでは書名など詳細がわからないので、自分で検索して調べた。たまたま神田にある局外人書店さんに古本として注文してゲット。この『列寧郵票全集』(北京燕山出版社)は1924年から1990年までのレーニン切手をカラーで展望していて、これは決定版的なものだろう。自分が現時点で集めているレーニン切手がどのくらいなのか、これで判然とした。ほぼカタログベースでは完全蒐集が目前である(笑。ただし90年以降から現在までがやはり若干弱いし、いまの日本の蒐集状況では確保も困難なので先が長いな、とは思う。

 

表紙



中はこんな感じで全頁。