切手の思想家たち2022

世界の切手のうち、思想家・科学者・芸術家を中心に人物切手について自由に書きます。題名は故・杉原四郎先生の『切手の思想家』(未来社)をリスペクトしてつけました。

「JPS航空郵趣研究会展2020 ー飛行機の消印ー」とアメリカ航空切手

先週、切手の博物館で「JPS航空郵趣研究会展2020 ー飛行機の消印ー」に行きました。趣味的には門外漢なので、デッドカントリーの航空切手が未使用で揃っているのに綺麗だな、とか、特にブルーインパルスの医療従事者への感謝飛行のフレーム切手の初日印を集めたリーフが記憶に残ってます。

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航空切手といえば、僕がここ数日、揃えたものとしては、アメリカの最初の航空切手です。1918年に出たカーチス・ジェニー機の三枚セット。

 

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日本・海外ともに使用済み切手の方がわりと好きなんだけど、この三枚セットは魚木五夫先生が『アメリカ切手とその集め方』(日本郵趣出版)にも書いているように、消印が汚いものが多く、綺麗な状態のものを集めるのは案外難しい。6セントのものは魚木本にも指摘されてるが、酸化して茶色になってるものが多い。僕のも例外ではない。

 

ただ子どもの頃は、このアメリカの航空切手はやはり憧れで、当時頻繁にいっていたオームスタンプでも絶対に当分手が届かない切手として君臨していたので(笑)、48年後に!とりあえず手に入ってよかったな、と思う。

 

 この航空切手は有名なエラー切手があって真中の飛行機が逆さになってるものがあり、超高額である。

 

アメリカ切手は、切手頒布会にも入会したので、新旧こつこつ少年時代と同様に集めていきたい。