切手の思想家たち2022

世界の切手のうち、思想家・科学者・芸術家を中心に人物切手について自由に書きます。題名は故・杉原四郎先生の『切手の思想家』(未来社)をリスペクトしてつけました。

第一次国立公園切手「富士箱根国立公園」

謹賀新年。最近、切手研究用ブログはさぼりぎみでしたが、気合をいれて、紹介の遅れた先月号(2020年12月号)『郵趣』の内藤陽介さんの連載「日本切手150年の歩み」で紹介されていた第一次国立公園切手「富士箱根国立公園」。相変わらず自分の所有しているものをご紹介。

 

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1936年に発行されたこの四枚のうち、赤い6銭以外は写真家の岡田紅陽の写真からデザインをとってきたもので、戦後の第二次よりも個人的にはこちらの四種類の方が好きかもしれません。内藤さんの記事にはさらに詳細な解説があるので関心をもたれた方はぜひご一読ください。