マリリン・モンローはもちろん女優であり思想家ではない。だが彼女を通じて様々な社会・文化現象を考えることは興味深い思想的な営みであろう。
切手の方では、マリリン・モンロー切手は独自の人気分野になっている。毎年、エージェント会社が各国の名前のもとに「いかがわしい切手」を大量に発行している。僕が手元にあるのは、米国のモンロー切手と、ここに二点紹介するモザンビークのいくつかのモンロー切手である。モザンビークのものはわりと気に入っていて、特に下に挙げた赤い山形のものはずっとオークションに出るのを待っていたものだ。
生誕90年を記念したものだが、毎年出てるのであまり特別な意義はない。