韓国の国際植物防疫年切手
2021年3月のWorld Topics(郵趣サービス社が行っている切手頒布サービス)は、国連のナイチンゲール誕生200年切手、台湾の第15代総統・副総統就任切手、韓国の国際植物防疫年切手でした。このWorld Topicsはほぼ毎月、世界の最新の切手三枚を選んで、それに一枚ごとにリーフにして詳細な時事的な側面を加えて解説を書くという趣向です。
ナイチンゲール生誕200年については、このブログで取り上げました。また台湾の総統・副総統就任切手もtwitterでふれたので、今回はこちらの韓国の切手を。国際植物防疫年というのは初めて知ったのですが、それはある意味当たり前で、2020年に国連で採択されたものだそうです。世界の食料の80%以上が植物由来で、その20~40%が植物病や害虫によって被害を被っていることに危機感を抱いた各国の取り組みを世界的に喧伝するためにこの防疫年が制定されたそうです。切手を通じて世界の動向が知ることができる点で、今回の切手は僕には有益でした。