切手の思想家たち2020

世界の切手のうち、思想家・科学者・芸術家を中心に人物切手について自由に書きます。題名は故・杉原四郎先生の『切手の思想家』(未来社)をリスペクトしてつけました。

ヨハン・シュトラウス2世

今日は、「美しき青きドナウ」などのワルツで知られるオーストリアの作曲家、ヨハン・シュトラウス2世(1825年- 1899年)の誕生日でした。というわけで以下の切手を。

 

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両方ともオーストリアで出された切手で、特に左側の1967年に発行された「美しき青きドナウ」作曲100周年切手は、名品の多いオーストリア切手の中でも好きな一枚です。同曲はもともと1866年の普墺戦争の敗北を経験した国民を慰撫するために作曲されたものですが、当初はあまり人気が出ず、パリ万博で高い評価を得たとのことです(飯島恒雄『四角い500の旅人たち』)。

 

ただ僕には「美しき青きドナウ」は、やはりキューブリックの『2001年宇宙の旅』の宇宙ステーションとそこに向かう宇宙船のワルツとして印象が深いものでもあります。

 

右はシュトラウス2世の肖像切手。未使用のものも持っていますが、ここでは使用済みで渋く。

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/91/Strauss%2C_An_der_sch%C3%B6nen_blauen_Donau.ogg