ネルソン・マンデラと南アフリカの格差問題
元南アフリカ大統領ネルソン・マンデラは、102年前の7月18日に生まれました。少し前にtwitterに掲載したものをここに再投稿します。
マンデラといえば90年代以降の高齢期になってからの姿が知られてますが、この旧ソ連の切手(1988年)は40代の写真をもとにした生誕70周年記念のものです。88年当時、マンデラはまだ獄中でした。。
反アパルトヘイト運動や、大統領になってからの民族和解政策の貢献などが印象的ですが、かなりの“武闘”派でもあったようです。ボクシング(のトレーニング)が好きで、「ボクシングは平等主義だ。リング上では 階級も年齢も肌の色も富も関係ない」という発言を残しています。
現在の南アフリカ経済は、一時期の資源依存型の経済成長が終焉し、いまは極めて高い失業率、黒人層と白人層の教育・経済格差の拡大、汚職や政府系企業の債務問題、そして新型コロナの拡大に直面してます。格差問題については、以下の航空写真が明瞭に写しています。